新たな出会い

プチ

 10代と20代にルーマニアとフランスに滞在する機会がありました。外国の知人から「日本のエイズの状況はどうなの?」と聞かれ、はたと困った のを覚えています。まるで知らなかったからです。

 20代後半、偶然にHIV専門の先生のもとで仕事をすることになりました。調査や資料作成のお手伝いをしているうちに、ある日、不思議な言葉を見つけました。「ハッテン場」です。「これは?カタカナのまま、それとも漢字に変換を?」とドクターに尋ねたのですが、どうも歯切れが悪いのです。

 その後、縁あってエイズ予防財団に。毎日が驚きと発見で、世界が広がりました。コミュニティアクションは、また新たな出会いのように思っています。