第21回関西性教育研修セミナー『多様性を踏まえた性教育と家族支援』

[大阪]2017年7月8日(土)

 144ヵ国を対象にしたジェンダー・ギャップ指数(WEF 2016)で、日本は不名誉な111位。上位3位を占めるのは北欧(アイスランド、フィンランド、ノルウェー)です。注目すべきは、早期からの性教育が当たり前だという北欧は、多様性を踏まえた「性教育先進国」でもあるという点です。また、家族支援も充実していると聞きます。
 講師のエルヴァスティ(Antti Ervasti)さんは、カップル/家族セラピーや性教育の専門家で、フィンランドの老舗Sexpo財団で、カウンセリング部長もしておられました。特にセクシュアル・アイデンティティやトランスジェンダー、トラウマ、HIVとセクシュアリティなどのテーマに高い関心と豊富な経験をおもちです。最近は、パートナーで人気イラストレーターのマッティ・ピックヤムサさんとの共同プロジェクトCupOfTherapy(カップ・オブ・セラピー)も始められたようです(チラシ参照)。これは、イラストを通じて、難しくてセンシティブなトピックや体験にアプローチしようとするものだそうです。
 また今回の司会とコメンテーターは、関西性教育研修セミナー委員の土肥いつき(高校教員/トランスジェンダー全国生徒交流会世話人)が担当します。「性教育」と「家族支援」について、いつもとはひと味も、ふた味も違う学び・語りが期待できそうな、この機会をぜひお見逃しなく!
 情報保障等、何らかの配慮が必要な方は、事前に下記問合せ先までご連絡ください。(Facebookから)

日程:
2017年7月8日(土)午後3時〜5時
会場:
梅田ガクトホール
(大阪市北区梅田2-6-20 パシフィックマークス西梅田14F)
参加費:
1000円(通訳つき、事前予約不要)
Facebook:
問い合わせ: