『モスキートウィーク2017 日本の夏。蚊と暮らす夏』

[東京]2017年8月30日(水)

 日本の夏と云えば「蚊」。日本人と蚊との戦いの歴史は古い。平清盛の死因はマラリアという説も。また明治期、北海道の開 拓では多くの人命がマラリアによって命を落とし、そして第二次世界大戦期は、沖縄で「戦争マラリア」と呼ばれる悲劇もありました。日本でマラリア制圧の宣言は1960年代となります。
 長い戦いの歴史の結果、私たちの身の回りには蚊除けグッズがたくさんあります。昔ながらの渦巻き型の蚊取り線香(その前の蚊取り線香は、普通の線香と同じく、まっすぐだったとか)あり、一夏薬液を交換しなくてよい電気蚊取り装置あり、シュッと一拭きで、24時間蚊を倒すスプレー有り。さらには蚊除け効果のある除湿器や香りや超音波で蚊を遠ざける虫除け有りと、まさに「蚊取りの先進国」日本。
 そんな日本では長い歴史が証明するように、日本の伝統芸能でも蚊に関する演目があります。今回はその中でも落語の演目「蚊相撲」を上演。併せて日本の蚊の歴史、マラリア制圧の歴史を、特に沖縄におけるマラリア制圧の歴史を中心にトークイベントでご紹介します。
 (プレスリリースから)

【イベント出演者】
 桂歌助(落語家)
斉藤美加(琉球大学医学研究科ウイルス学教室助教)
(司会)たかまつなな(お笑いジャーナリスト)

【世界蚊の日】(World Mosquito Day)
 毎年8月20日(イギリスの医学者ロナルド・ロスがハマダラカの胃からマラリアの原虫を発見した日)。
【モスキートウィーク】
 毎年8月20日前後。マラリア・ノーモア・ジャパンがイベントや「#zero2030」ハッシュタグキャンペーンを実施。

日時:
2017年8月30日(水)19時〜21時(開場18時30分)
場所:
Nagatacho Grid
(千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID B1F)
参加費:
2000円(ワンドリンク付、座席指定なし)
主催:
特定非営利活動法人マラリア・ノーモア・ジャパン
申し込み:
イベントの詳細、申し込み方法は
マラリア・ノーモア・ジャパンの公式サイトでご覧ください。
http://www.mnmj.asia/report/20000061.html