90-90-90ターゲットとHIV郵送検査の課題
[東京]2017年10月10日(火)
エイズ&ソサエティ研究会議(JASA)の第126回フォーラムです。
《抗レトロウイルス治療の進歩により、検査による早期のHIV感染把握と治療開始が、HIV/エイズ対策の大きな目標になっています。感染した人自身の健康維持の観点からも、他の人へのHIV感染のリスクを大きく下げるという意味からも、早期治療の効果は大きいと考えられているからです。
国際的には90-90-90ターゲット(HIVに感染している人の90%が自らの感染を知り、そのうちの90%は治療を開始し、さらに治療を受けている人の90%が体内のウイルス量を低く抑えられる状態を目指す)が共通の目標とされ、わが国もまた、その最初の90を達成するためのHIV検査の普及を重要課題としてHIV/エイズ対策に取り組んでいます。
そうした中で、郵送検査には検査普及の有力な選択肢として大きな期待がかけられていますが、同時に現状ではなお未解決の課題も残されています。
第126回フォーラムでは厚労省の『男性同性間のHIV 感染予防対策とその介入効果の評価に関する研究』の分担研究員として『HIV郵送検査の在り方とその有効活用の研究』に取り組まれた東京保健医療大学の木村哲学長、および研究協力者として参加された日本HIV陽性者ネットワークJaNP+の高久陽介代表のお二人から、わが国におけるHIV郵送検査の普及に向けた展望と課題についてお話をうかがいます》
(主催者から)
日時: | 2017年10月10日(火)午後7時〜8時45分 |
場所: | ねぎし内科診療所 (東京都新宿区四谷三丁目9番地 光明堂ビル5階) |
参加費: | 1000円 |
問い合わせ: |