公開講座「人と人との境界を問う―ダムタイプ《S/N》上映&トーク」

[福岡]2019年11月4日(月・祝)

 シグナル(Signal)とノイズ(Noise)の境界はどこにあるのでしょうか。生/死、男性/女性、外国人/日本人、同性愛/異性愛、障害/健常・・・これらの境界はどのように生じるのでしょうか。1994年に初演され、国内外でセンセーションを巻き起こしたダムタイプのパフォーマンス《S/N》は、今でもこうした問いを観る者に鋭く突きつけます。
 本講座では、記録映像《S/N》を鑑賞した後、制作に関わったブブ・ド・ラ・マドレーヌさん、山中透さんとともに、セクシュアリティをめぐる状況、社会課題を扱う芸術の可能性について考えていきます。今、改めて《S/N》に向き合うことで、「アートと社会包摂」の意味を問いなおします。
 ※本上映会では、公演当時に作品の音楽を担当していた山中透さんによるライブサウンド・オペレーション(記録映像の音響をライブによる操作で上映)を実施します。
 (九州大学ソーシャルアートラボ シリーズ「アートと社会包摂」から)

日時:
2019年11月4日(月・祝)17:30-20:40(開場17:00)
場所:
福岡市科学館6階サイエンスホール(福岡市中央区六本木4-2-1)
受講料:
無料
定員:
200名(事前予約制、先着順)
申込方法:
下記ウェブサイトをご覧ください
主催:
九州大学大学院芸術工学研究院ソーシャルアートラボ
ウェブサイト: