“LIFE WITH VIRUS”:ニューヨークの古橋悌二

[オンライン]2021年5月1日(土)

 ニューヨークのVISUAL AIDSによるオンラインZOOMイベント。
 日本のアーティストであり、ダムタイプの創設メンバーでもあった古橋悌二(1960ー1995)について語るパネルディスカッション。Visual AIDSの国際研究員である日本人キュレーター、秋田翔が司会を担当し、「S/N」の参加者でセックスワーカーのアドボケートでもあるブブ・ド・ラ・マドレーヌ、作曲家の山中徹(別名DJララ)、ニューヨーク近代美術館で古橋の作品を集めたキュレーターのバーバラ・ロンドンらが参加。日英の逐次通訳が付く。

 《1992年にはニューヨークで数カ月を過ごした後で、京都に戻り、古橋は友人らに「LIFE WITH VIRUS」という手紙を送っています。HIVに感染していることを明らかにし、エイズを取り巻くスティグマと道徳規範について考えるためでした。この手紙は、ダムタイプが日本のエイズ危機に対峙する新たなパフォーマンスの制作を促し、S / Nが生まれました。「シグナル(信号)」と「ノイズ(雑音)」を構造化のメタファーとし、ゲイのアイデンティティ、スティグマ、セックスワーク、border politics(政治の境界領域)について議論することで、エイズに沈黙を続ける日本の状況に挑戦したのです》(Visual AIDS公式サイトから)

 Visual AIDSのサイトでは、開催日は4月30日となっていますが、米東部時間なので、日本時間では5月1日になります。
 また、2021年4月26日(火)〜5月9日(月)の間、ダムタイプのパフォーマンス「S/N」(1994年)の記録映像がオンラインで特別上映されます。

日時:
2021年5月1日(土)午前9時〜11時(日本時間)
ウェブサイト:
日本語参考情報:
“LIFE WITH VIRUS”:ニューヨークの古橋悌二 エイズと社会ウェブ版560( https://miyatak.hatenablog.com/
entry/2021/04/17/142032