第118回エイズ&ソサエティ研究会議フォーラム「NGOとの連携によるエイズ対策」

[東京]2014年7月23日(水)

 HIV/エイズの流行が続く中で長期にわたって息切れすることなくその流行に対応するには、対策の重要な担い手である行政と保健医療分野の専門家およびNGOとの信頼関係に基づく協力と連携が不可欠です。このことはこれまでしばしば指摘されてきましたが、それでは現実にどのような協力と連携が行われてきたのでしょうか。厚生労働省の研究班がほぼ2年がかりで国内のHIV/エイズ対策の連携事例を調査し、その成果を冊子にまとめています。
 HIV/エイズ分野におけるNGOと行政の連携は必ずしもうまくいっているとは言えませんが、それでも丹念に実践事例を集めていくと、様々な試みが続けられ、成果をあげていることが分かります。
 フォーラムでは「HIV感染症の治療およびその合併症の課題を克服する研究」の研究班メンバーとして「HIV陽性者ケア等に関するNPO/NGOの連携に関する研究」に取り組む高久氏から調査の概要をご紹介いただくとともに、首都圏のベストプラクティス事例についてNPO、行政、それぞれの立場から報告していただき、今後の課題と展望を探っていきます。
 (主催者から)

報告: 「NGOとの連携によるエイズ対策事例集」
       高久陽介氏(特定非営利活動法人JaNP+代表理事)
 事例1 学校との信頼関係づくりと性の悩みに揺れる若年層へのサポート
       星野慎二氏(特定非営利活動法人SHIP代表)
事例2 ポスター審査会にNGOと当事者が参加
       東京都感染症対策課エイズ対策担当者
司会:   エイズ&ソサエティ研究会議理事 永易至文

日時:
2014年7月23日(水)午後7時〜8時45分
場所:
ねぎし内科診療所(地下鉄丸ノ内線四谷三丁目1番出口)
東京都新宿区四谷三丁目9 光明堂ビル5階
http://www1.odn.ne.jp/negishi-naika/basho.html
参加費:
1000円
申し込み不要、直接会場へおいでください。
問い合わせ: