第28回日本エイズ学会学術集会・総会 HIV陽性者参加支援スカラシップ委員会企画『薬害エイズ事件の教訓から いま振り返るHIVの医療と福祉』

[大阪]2014年12月4日(木)

 HIV/エイズが登場してから30年余の間に、治療の進歩と医療・福祉の整備によりHIV感染者の予後は飛躍的に改善しました。現在では、HIVの治療に関しては日々の服薬と定期的な検査による健康管理が中心となり、医療的には慢性疾患として位置づけられつつあります。
 しかし、日本におけるこうした医療体制や福祉制度が整えられた背景や経緯について若い世代等では知らない人も多くなっていると思われます。
 本シンポジウムでは、薬害エイズによる多くの犠牲と、この事件から日本の社会が学ぶべき教訓について振り返るとともに、「感染理由を問わずHIV陽性者が安心して治療が受けられ、差別や偏見により当事者が不利益を受けない社会」を見据えながら、現在の医療体制と福祉制度について見つめ直す機会としたいと思います。
 (チラシから)

 第28回日本エイズ学会学術集会・総会の公開プログラムとして開催。学会登録者以外の方も参加できます。

日時:
2014年12月4日(木)10:40〜12:10
場所:
大阪国際会議場10階1009(大阪市北区中之島5丁目3-51)
対象:
日本エイズ学会参加者、一般
参加費:
無料、事前申込み不要
主催:
HIV陽性者参加支援スカラシップ委員会
(社会福祉法人 はばたき福祉事業団、
 特定非営利活動法人 ぷれいす東京、
 特定非営利活動法人 日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス)
ウェブサイト: