2014年度NGO研究会「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジとNGO」海外調査報告会
[東京]2014年12月15日(月)
テーマは「NGOらしいUHCへの取り組みを探して=フィリピンにおける保険制度導入と保健サービス=」。
★「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」が国際保健政策の合言葉になって数年。本年度のNGO研究会「UHCとNGO」(外務省NGO活動環境整備支援事業)では、このUHCの実現に向けてNGO・市民社会はどのような視点から、どう取り組むべきかを探ってきました。
★1995年に全国規模の健康保険制度「フィルヘルス」(PhilHealth)を導入し、貧困者を対象とする「条件付き現金給付」の仕組みと連動させて「UHC」の実現に取り組んでいるフィリピン。NGO研究会では、この国でUHCの制度がどう機能し、どのような課題があるのか、ジェンダーや障害、HIV/AIDS、先住民、移住労働などにかかわる社会的排除と保険・福祉制度との関係、代替医療・伝統医療とUHCの関係、そして市民社会・地域社会・コミュニティはこれらの課題にどう向き合っているのかについて、現地調査しました。
★フィリピンの社会の中で、UHCはどう息づこうとしているのか、そこからこぼれ落ちているものは何か、「一人も取り残さない」ためには何が必要か。フィリピン調査チームが発見した様々な課題をお伝えし、みんなで考えます。ご関心の皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
(主催者から)
日時: | 2014年12月15日(月)午後1時30分〜4時30分 |
場所: | 中央区立環境情報センター研修室 (東京都中央区京橋三丁目1番1号 東京スクエアガーデン6階 京橋環境ステーション内) |
主催: | 外務省(2014年度NGO研究会 「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジとNGO」) |
参加費: | 無料 |
申込み: |