HIV感染症のこれから〜知と愛と人と〜
[鹿児島]2016年11月23日(水・祝)
第30回日本エイズ学会学術集会・総会の市民公開講座です。
《HIV感染症はこの三十余年の間に疾患概念も予後も大きな変化を遂げました。治療薬の発達とともに感染者の方々にとって早期発見さえできればもはや死への恐怖はなくなりました。科学的視点からはこれは画期的な進歩です。
近い将来にHIV感染症が治る時代が到来することを期待しながらも、これからの我々の使命の一つに「共に暮らす」ことの大切さを次世代に伝えていくことがあると思います。HIV感染症に限ったことではないのですが、「共に暮らす」社会を作ることがどれほど難しいことであるかを残念ながらHIV感染症はその歴史の中ではっきりと示してきました。またそれは経済的な国の豊かさなどとは関係のないこともはっきりしています。
我々が普通の見識を持っていれば、病気や障害を持つ方々と共に喜び、共に悲しみ、共に暮らしていける社会・文化であることに異論のあるはずがありません。「共に暮らしていくことこそ健康な社会の基本」であることを参加していただいた皆様と分かりあい、次世代につないでいければと思います》
(市民公開講座のチラシから)
日時: | 2016年11月23日(水・祝)14:00〜16:00 |
場所: | かごしま県民交流センター2F中ホール (鹿児島市山下町14-50) |
参加費: | 無料(事前申込み不要) |
ウェブサイト: | http://css-kyushu.jp/aids30/ (第30回日本エイズ学会学術集会・総会) |