15年間で2200万人の命を救う グローバルファンド成果報告書

 世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)が9月13日、2017年成果報告書を発表しました。2002年の設立から2016年までの15年間に2200万人の命を救うことができたとの推計を明らかにしています。
 http://fgfj.jcie.or.jp/topics/2017-09-14_gf_results

 報告書によると、グローバルファンドの支援による成果は、2016年末時点で以下のようになっています。
・抗レトロウィルス治療(ART)を受けているHIV陽性者 1100万人(世界全体でARTを受けている人の半数以上にあたる)
・結核治療を受けた人数 1740万人
・マラリア感染予防のために配布された蚊帳の数 7億9500万張
・グローバルファンドが当初2016年末までの目標としていた1億4000万〜1億8000万の感染の回避は、2015年に達成

 報告書のエグゼクティブ・サマリーは日本語版で読むことができます。
 https://www.theglobalfund.org/media/6775/corporate_2017resultsreport_summary_jp.pdf