16年間で2700万人を救う グローバルファンド成果報告書

 世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)が、これまでの活動の成果をまとめた2018年成果報告書を発表しました。『2002年の設立から2017年末までの16年間に2700万人の命を救うことができた』との推計を明らかにしています。
 また、「2017年の1年間で各国政府、国際機関、企業、市民社会、感染症の当事者などと協働して取り組んだ結果、以下の結果を達成しました」(グローバルファンド日本委員会プレスリリース)としています。

・抗レトロウィルス剤でHIV治療を受けている人数 1750万人
・結核治療を受けた人数 500万人
・薬剤耐性結核治療を受けた人数 10万2000人
・配布された蚊帳の数 1億9700万張
・共同調達によって節約された金額 2億500万米ドル

 詳しくはグローバルファンド日本委員会のサイトをご覧ください。報告書要旨は日本語訳もダウンロードできます。
 http://fgfj.jcie.or.jp/topics/2018-09-12_gfresults (グローバルファンド 最新の成果を公表)