HIVと人権・情報センターが解散

 1988年の設立以来、HIVにかかわる全ての人々に支援や働きかけを行ってきた特定非営利活動法人HIVと人権・情報センターが、2019年9月30日に法人を解散し、昨年末で事業を終了しました。
 公式サイトに2019年12月付で「法人解散と事業終了のお知らせ」が掲載されています。
 http://www.npo-jhc.com/
 《1988年の設立から30有余年にわたり、HIVの感染経路を問わず全ての陽性者や感染不安を持つ人のみならず、HIVにかかわる全ての人々にたいして支援や働きかけをおこない、差別や偏見のない「誰もがあたりまえに生きられる社会」を目指すための活動をおこなってまいりました》
 充実した活動でHIV/エイズ対策をコミュニティレベルで支えてこられたキープレーヤーを失うことは大変、残念です。
 お知らせには「NPO法人としてこの先も社会的役割を継続して参りたいところではございますが、諸般の事情により解散する運びとなりました」と書かれています。スタッフの皆さんが長い活動の蓄積を生かし、今後さらに新たな活躍の場を切り開いていかれることを願いつつ、「ありがとうございました」と感謝の言葉を贈りたいと思います。