世界エイズ戦略2021〜2025『不平等に終止符を、そしてエイズ終結を』

 国連合同エイズ計画(UNAIDS)のプログラム調整理事会で採択された世界エイズ戦略2021〜2025『不平等に終止符を、そしてエイズ終結を』の要旨(executive summary)が日本語仮訳でAPI-Net(エイズ予防情報ネット)に紹介されています。国際的なHIV/エイズ対策は今後5年間、この戦略に基づいて進められることになります。
 https://api-net.jfap.or.jp/status/world/booklet047.html
 《世界のエイズ対策は「公衆衛生上の脅威としてのエイズ終結」を2030年までに達成することが大目標なのですが、現状は残念ながらその達成軌道を外れています。したがって新戦略は、エイズ流行の最大の拡大要因である「不平等」の解消に焦点を当て、世界をエイズ終結の軌道に戻すことを目指しています。また、HIVとCOVID-19の2つのパンデミック対策の相乗効果を高めることの重要性も強調しています》(API-Netの紹介文から)