タイトルは『エイズ終結への道』 UNAIDS年次報告書
国連合同エイズ計画（UNAIDS）の年次報告書Global AIDS UPDATE 2023が7月13日に公表されました。タイトルは『The Path that Ends AIDS（エイズ終結への道）』です。同時に出されたプレスリリースの日本語仮訳がAPI-Netに掲載されています。
https://api-net.jfap.or.jp/status/world/sheet2023_GLOBAL_AIDS_UPDATE.html
2030年までにエイズを終結に導くことは可能だと強調しています。ただし、強力な政治的リーダーシップに支えられ、十分かつ持続可能な資金を確保できればといった前提の話なので、なんだ結局、無理じゃないのという印象も受けます。
ただし、同時に示されている以下の3つの条件は、日本の現状においても大切です。
『データと科学とエビデンスに基づく』
『成果を阻む不平等に取り組む』
『コミュニティや市民社会組織が対策の中で重要な役割を果たせるようにする』
政治のリーダーシップや資金確保が仮に見果てぬ夢であったとしても、限りなく実現を目指す姿勢は失わないようにしたいですね。
https://api-net.jfap.or.jp/status/world/sheet2023_GLOBAL_AIDS_UPDATE.html
2030年までにエイズを終結に導くことは可能だと強調しています。ただし、強力な政治的リーダーシップに支えられ、十分かつ持続可能な資金を確保できればといった前提の話なので、なんだ結局、無理じゃないのという印象も受けます。
ただし、同時に示されている以下の3つの条件は、日本の現状においても大切です。
『データと科学とエビデンスに基づく』
『成果を阻む不平等に取り組む』
『コミュニティや市民社会組織が対策の中で重要な役割を果たせるようにする』
政治のリーダーシップや資金確保が仮に見果てぬ夢であったとしても、限りなく実現を目指す姿勢は失わないようにしたいですね。
世界のHIV陽性者数など、2022年末現在の推計の概要は次のようになっています。
・ 世界のHIV陽性者数 3900万人
・ 抗レトロウイルス治療を受けている人 2980万人
・ 年間のHIV新規感染者数 130万人
・ エイズ関連の死者数 63万人
（参考 2022年報告書の推計値との比較）
・ HIV陽性者数 60万人増
・ 抗レトロウイルス治療を受けている人 110万人増
・ 年間の新規感染者数 20万人減
・ エイズ関連の死者数 2万人減