2022年の年間報告確定値は884件

 昨年(2022年)の新規HIV感染者・エイズ患者報告数の年間確定値がまとまりました。API-Net(エイズ予防情報ネット)に8月18日付で掲載されたエイズ動向委員会の委員長コメントによると確定値の概要は以下の通りです。
https://api-net.jfap.or.jp/status/japan/data/2023/2308/20230818_coment.pdf

 新規HIV感染者報告数  632件(過去20年間で20番目の報告数)
 新規エイズ患者報告数    252件(過去20年間で20番目の報告数)
  合計報告数       884件(過去20年間で20番目の報告数)

 今年3月に速報値が発表されていますが、確定値はその時より新規HIV感染者・エイズ患者報告数の合計で14件、上積みされていました。
 年間の報告数が1000件を下回ったのは、2003年の976件(新規感染者報告640件、新規エイズ患者報告336件)以来となります。