エイズ終結に向けた新たな戦略的協力枠組みで合意 UNAIDS・グローバルファンド

 国連合同エイズ計画(UNAIDS)は現場のプログラム実施や技術支援、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)は資金確保の面から、各国政府やコミュニティ組織、パートナー機関の活動を支えています。2つの組織の協力関係は以前から緊密ですが、最近の変化を踏まえ、その関係を戦略的に再確認したということで、6月24日にプレスリリースが発表されました。
《新たな戦略枠組みは人びととコミュニティを中心に据え、HIV対策全般およびそれを超えて各国やコミュニティ、パートナーの力を結集することで新規HIV感染ゼロ・差別ゼロ・エイズ関連死ゼロのビジョンに向けた成果の加速をはかり、その実現に必要な行動を優先させていくものだ》
 これまでとあまり変わっていないような印象も受けるけれど、いよいよ2030年以降もにらんだ調整が必要になってきたということでしょうか。
 UNAIDSのプレスリリースの日本語仮訳がHATプロジェクトのブログに掲載されています。
https://hatproject.seesaa.net/article/503763661.html?1719321770