「ヒトコトでいえば ヒトゴトではない」

 東京都が10月24日、エイズ予防月間(11月16日〜12月15日)のテーマやポスター、期間中に予定しているイベントなどを発表しました。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/kansen/aids/yobo_gekkan/index.html

 今年のテーマは「ヒトコトでいえば ヒトゴトではない」です。

 《最近マスコミでもあまり話題にならないし、HIV・エイズは自分には関係ないと思っていませんか。東京都内だけでも昨年1年間で509人の方が、新たにHIVやエイズに感染または発症しています。一言でいえば、他人事ではないということ。いま目の前にある、私たち自身の問題です》

 「エイズとわたし」にもつながるテーマです。全国の共通テーマがあって、それも織り込んだかたちで、それぞれの実情にあったメッセージが伝えられていく。そんなかたちで世界エイズデーを中心にした全国各地のキャンペーンが展開されていくといいですね。

 ポスターにも「ヒトコト」と「ヒトゴト」が大きな文字で書かれています。その外側の線は・・・コンドームのような感じもしますが、受け取り方は人それぞれ。こまかい文字もいっぱい書き込まれている割に印象がシンプルなのは、その線の力でしょうか。12月1日の世界エイズデーには東京都庁もレッドリボンのシンボルカラーにあわせて赤くライトアップされるそうです。イベント情報欄にも講演会や啓発イベントの予定などを掲載していきますので、ご覧ください。