JaNP+のニュースレターが熱い

 日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス(JaNP+)のニュースレター14号が発行されました。JaNP+の公式サイトからPDF版をダウンロードすることができます。
 http://www.janpplus.jp/

 JaNP+のニューズレターは今年、大幅紙面改革を実施し、前号(第13号)からページ数が倍増して8ページになり、うち4ページはカラーとなっています。入れ物だけでなく、そこに盛り込まれている内容も僭越ながらグレードアップしている印象を受けました。14号巻頭は公益財団法人エイズ予防財団、木村哲理事長へのインタビュー「この病気ほど、陽性者自身が果たす役割の大きいものはない」。そうだそうだという声があちらこちらから聞こえてきそうですね。

 「5年間の戦略研究が大きなヒントになったけれど、当事者やNGOと行政・研究者が連携し、一体となって研究や対策を進めていくのが第一。エイズ予防財団がその連携のプラットフォームになれたらと思います」

 正念場です。2006年から5年間にわたって行われたエイズ予防のための戦略研究、今年1月に告示された改正エイズ予防指針、そしてコミュニティアクション2012もきっちり紹介していただきました。かゆいところに手が届くというか、目配りが行き届いていますね。

 <記事内容>は以下の通りです。
・今号のイチ押し!
 エイズ予防財団理事長・木村哲さん
・医療に関するニーズ・アンケート実施中
・新刊「新エイズ予防指針と私たち」紹介
・コミュニティアクション2012
・Friend's Voice
 コミュニティセンターakta・荒木順子さん
・特集記事「陽性者スピーカー活動を知ってみよう!」
・JaNP+からのお知らせ
・列島・西から東から
 HIV陽性者によるリレーエッセー
・ポジティブ・ライフプランニング
・NGO訪問(さぽーと京都)

 ね、読みたくなるでしょう。年4回発行で発行部数は各号5000部。かなり意欲的です。最終ページには広告スペースもあり、掲載スポンサー募集中。