横浜から連携をさぐる 第26回日本エイズ学会最終日に公開講座

 すでにイベント情報でお知らせしているように第26回日本エイズ学会学術集会・総会は11月24〜26日の3日間、「つなぐ つづける ささえあう」をテーマに、横浜市港北区の慶應義塾大学日吉キャンパスで開催されます。
 http://www.secretariat.ne.jp/aids26/

 会議最終日の26日(月)の午後には、コミュニティアクション2012実行委員会の事務局団体である公益財団法人エイズ予防財団の公開講座が開かれます。学会登録されていない方も無料で入場できますので、積極的にご参加いただくようよろしくお願いします。

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第26回日本エイズ学会学術集会・総会 公開講座
 AIDS GOES ON… 続いているから続けていく
   〜コミュニティ・研究者・行政、連携のこれまでとこれから〜

 エイズの流行は続いています。その現実を直視することができれば、HIV陽性者が安心して社会生活を維持していくための条件を整え、その支援を新たなHIV感染の予防につなげる枠組みを整えていくことが可能になります。
 横浜は1994年に第10回国際エイズ会議が開かれた都市であり、この会議をきっかけに生まれたAIDS文化フォーラムin横浜は来年、20回の節目を迎えます。コミュニティ・研究者・行政の貴重な連携事例というべきAIDS文化フォーラムの経験を踏まえ、「継続」をキーワードにこれからの可能性をさぐっていきましょう。
(本講座は平成24年度エイズ対策研究事業研究成果等普及啓発事業として広く一般に公開するかたちで開催します)

日時:2012年11月26日(月)午後13:15〜15:15
場所:慶應義塾大学日吉キャンパス(横浜市港北区)第4校舎B棟
入場:無料
問合せ:公益財団法人エイズ予防財団 電話03-5259-1811
    http://www.jfap.or.jp/prg/sendmail/SendMail.aspx

基調講演「連携はなぜ必要か 〜AIDS文化フォーラムの20年」
     岩室紳也
     公益社団法人 地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センター
     AIDS文化フォーラムin横浜 運営委員
シンポジウム
  座長 池上千寿子 特定非営利活動法人ぷれいす東京
     宮田一雄 エイズ予防財団、産経新聞
「エイズ医療体制とコミュニティ」
     白阪琢磨
     HIV感染症及びその合併症の課題を克服する研究班
     国立病院機構 大阪医療センター
「セクシャルマイノリティ支援とHIV/エイズ」
     星野慎二 特定非営利活動法人SHIP
「エイズNGOの現状と課題」
     高久陽介
     特定非営利活動法人日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス
「連携事例としてのテーマ選定プロセス」
     堀内由紀 エイズ予防財団
 コメント 岩室紳也