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コミュニティアクション2012(Community Action on AIDS 2012)企画書
世界エイズデー(12月1日)を中心にした2012年度HIV/エイズ国内啓発キャンペーンのテーマが「“AIDS” GOES ON... 〜エイズは続いている〜」に決定したことを受け、情報共有型啓発キャンペーン、コミュニティアクション2012(Community Action on AIDS 2012)を以下の要領で開催します。
【実施期間】
2012年(平成24年)9月1日〜12月31日
【実施内容】
1. 共通課題による全国的なエイズイベント開催の促進
2. 全国のエイズイベントの情報集約と広報支援
3.公式ウエブサイトによるイベント開催情報並びにHIV/エイズ関連ニュースの共有
【実施目的】
全国のHIV/エイズ関連イベント等に関する情報の共有をはかり、HIV/エイズ対策への理解を広げることを通して国内におけるHIV感染の拡大を防ぐ。
【テーマ】 つながるリアル “AIDS” GOES ON...
【キャンペーンサイト】
コミュニティアクション2012(Community Action on AIDS 2012)
http://www.ca-aids.jp/
【実施主体】
コミュニティアクション2012実行委員会
長谷川博史(特定非営利活動法人日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス)
荒木順子(特定非営利活動法人akta)
中村正(公益財団法人エイズ予防財団)
宮田一雄(特定非営利活動法人AIDS & Society研究会議、エイズ予防財団)
【事務局】
公益財団法人エイズ予防財団
コミュニティアクション2012は、厚労省主唱の2012年度HIV/エイズ国内啓発キャンペーンのテーマ「“AIDS” GOES ON... 〜エイズは続いている〜」の趣旨を共有し、国および全国の自治体が実施するキャンペーンと同時並行的に進めるコミュニティ主導の啓発キャンペーンです。HIV/エイズに対する持続的な関心を維持し、多様な活動に取り組む個人や組織の総称を「HIVコミュニティ」と呼ぶなら、その活動に有機的なつながりを生み出すことこそが、HIV/エイズ対策に新たな可能性を切り開き、コミュニティの基盤強化にも寄与することになります。
エイズの流行は続いています。エイズの原因となるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染は緩やかに拡大を続けています。その現実(リアル)を直視することができれば、HIV陽性者が安心して社会生活を維持していくための条件を整え、その支援を新たなHIV感染の予防につなげる枠組みを整えていくことは可能です。コミュニティ主導の情報共有型キャンペーンは、全国各地のリアルがそのようにしてつながっていくためのささやかな仕掛けでもあります。
コミュニティアクション2012では、昨年度実施したコミュニティアクション2011の成果を踏まえ、幅広く皆様のご賛同を得て、さらに充実した情報共有環境を実現させていきたいと考えています。コミュニティアクションの意義をご理解いただき、積極的なご参加をお願い申し上げます。