世界エイズデー特設ページ開設 API-Net

 エイズ予防情報ネット(API-Net)に平成24年度世界エイズデー特設ページが開設されました。
 http://api-net.jfap.or.jp/event/HivInsWeek/special2012/WorldAidsDay2012.html

 《1988年にWHO(世界保健機関)が12月1日を“World AIDS Day”(世界エイズデー)と定め、エイズに関する啓発活動の実施を提唱しました。その後1996年からUNAIDS(国連合同エイズ計画)もこの活動を継承しています。日本でもその趣旨に賛同し、エイズまん延防止及び患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的として、12月1日を中心に「世界エイズデー」を実施しています》

 趣旨説明は少し短縮してあります。今年のテーマはすでにお伝えしているように《“AIDS” GOES ON... 〜 エイズは続いている 〜》ですね。「平成24年度「世界エイズデー」実施要綱実施要綱」もpdf版で掲載されています。それぞれの地域の実情に合わせて取り組んでくださいということなのですが、「なお」ということで以下の記載もあります。

 《啓発活動を行うに当たっては、エイズに関する最新の情報を入手するとともに、平成24年1月19日付健疾発第0119第1号厚生労働省健康局疾病対策課長通知「後天性免疫不全症候群に関する特定感染症予防指針の運用について」を参考とすること》

 ずいぶん偉そうな書きぶりですが、今年1月19日に改訂エイズ予防指針が告示されているので、それを参考にしてくださいということですね。普及啓発における留意点としては以下の4点があげられています。

 (1)個別施策層に焦点を当てた普及啓発
 (2)人権の尊重
 (3)HIV治療の進歩と検査・早期治療の重要性
 (4)寄付金によるNGO等への支援

 コミュニティアクション2012にもご協力、よろしくお願いします。