『AIDS GOES ON -- エイズ対策史へのひとつの視点』
日本エイズ学会誌 第15巻 第1号(2013年2月発行)に掲載された論文です。
『AIDS GOES ON -- エイズ対策史へのひとつの視点』(産経新聞特別記者 宮田一雄)
『AIDS GOES ON -- エイズ対策史へのひとつの視点』(産経新聞特別記者 宮田一雄)
日本エイズ学会誌編集委員会の許可をいただき、pdfで全文をアップしました。
pdf版
とりあえず、書き出し部分だけ引用します。
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『国連合同エイズ計画(UNAIDS)の初代事務局長として長く世界のエイズ対策を推進してきたロンドン大学熱帯医学大学院のピーター・ピオット学長は近著『NO TIME TO LOSE』の最終章で次のように書いている。
《私たちは大きな成果を上げてきたが,それでもエイズの終わりが見えてきたわけではない》
米国が22年ぶりにホスト国となり,ワシントンDCで開催された昨年7月の第19回国際エイズ会議(AIDS2012)では「エイズの終わりの始まり」がスローガンのように繰り返されたという。だが,ピオット氏の認識はそれとは大きく異なっている。むしろ,2012年世界エイズデーにおける日本の国内啓発キャンペーンのテーマ《AIDS GOES ON─エイズは続いている》のほうが近い。
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お楽しみはこれからだ・・・ということで以下、pdf版をご覧ください。なお、ピーター・ピオット氏は今年度の野口英世アフリカ賞を受賞されます。