aktaってどうなるの?

 新宿二丁目のコミュニティセンターaktaの公式サイトに「aktaってどうなるの?」というページが新設されました。あらら、心配ですね。
 http://www.akta.jp/

 《aktaはこれまで、現在最も感染が多く起こっているゲイ・バイセクシャル男性を対象として、コミュニティセンターを基点にゲイコミュニティの中から予防啓発を行ってきました。
 そして、コミュニティやNGO、行政と連携したエイズ対策の取り組みが、東京においてエイズを発症してから感染のわかる人が減少することに寄与したことについて、評価を得ています。
 また海外からも啓発普及のモデルとして、UNAIDS(国連合同エイズ計画)をはじめ、アジアや世界各国のエイズ対策を担う人たちが多く視察に訪れています。
 しかし、厚生労働省からの予算は毎年約10%ずつ削減されています。
 さらに、2015年以降については、継続の見通しがたっていません》

 つまり、国のエイズ予防指針に明示されている個別施策層のうちの、MSM(男性とセックスをする男性)に焦点を当て、国際的な観点からも特筆すべき成果をあげてきたHIV予防啓発とHIV陽性者支援の活動拠点がいま、存亡の危機に立たされています。したがって存続を求める誓願に署名をしてくださいと呼びかけるページです。署名期間は7月末まで。せっかくの機会です。HIVに感染している人も、していない人も、ゲイバイセクシャル男性もそうじゃない人も、どれどれどんなところなのかなとaktaを訪ねてみてはいかがでしょうか。署名するかどうか。スタッフのお話を聞けば、その判断の参考にできるかもしれません。