第11回UNHCR難民映画祭、4都市で開催

 難民、国内避難民、無国籍者をテーマにした世界の作品を上映する第11回UNHCR難民映画祭が9月から10月にかけて、仙台、札幌、東京、大阪の4都市で順次、開催されます。各都市の開催日程や上映作品は当コミュニティアクション・サイトのイベント情報欄に掲載してあります。
 http://www.ca-aids.jp/event/

 また、作品の内容紹介などは映画祭の公式サイトでご覧下さい。
 http://unhcr.refugeefilm.org/2016/

 『毎年世界中から集められた数々のドラマやドキュメンタリー映画を通じてUNHCR難民映画祭は難民や国内避難民、無国籍者等に関する啓発に励んでいます。本映画祭は大作から独立系までの様々な種類の作品のセレクションを通じて、人々のおかれた状況や文脈、恐怖や喪失、希望や成功、絶望や勇気、そして困難を生きぬく力について描かれた作品をお届けします。
 なお、第11回UNHCR難民映画祭は様々なパートナーやご協賛、ご協力をいただいた企業、団体の皆さま方のおかげで、より多くの方々に本映画祭を届けるべく、東京、札幌市、仙台市、大阪市、そして16校の学校でも開催されることとなりました』
 (映画祭公式サイトから)

 『世界では今、6500万人以上というかつてないほど多くの人が家を追われています。私たちは、そうした現状について関心を持ってもらうために、継続して伝える責任があると信じております。そして日本の皆様がこのユニークな映画祭を通して、難民と共に立ち上がる勇気を抱いてくれることを願っております。
 日本は地理的に、人道危機が起こっている地域から遠く離れていると思われるかもしれません。しかし私は、援助を必要としている人に対する日本社会の連帯意識の高さは尊敬に値するものだと確信しております』
 (ダーク・ヘベカーUNHCR駐日代表あいさつから)