国内だけでなく、地球規模においてもこの考え方は共通しています。あくまで自主的な判断において、コミュニティアクションは、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が主唱する「世界の世界エイズデーキャンペーン」(変な言い方ですが・・・)の一翼を担う気構えでもあります。日本もまた世界の現場である。あまりに当たり前すぎて、うっかりすると忘れてしまいがちですが、当然のこともたまには一人一人が心の中で確認しておく必要があります・・・というわけで、この際、UNAIDSのサイトから世界のキャンペーンも紹介しておきましょう。
http://www.unaids.org/en/resources/campaigns/WAD2016
今年のテーマは、Hands up for #HIVprevention(HIV予防に手を上げよう)です。一人一人が手のひらに短いHIV予防のメッセージを書き、それを写真に撮って世界中の人と共有しようというキャンペーンですね。新しもん好きといいますか。さっそく日本からも写真を投稿しちゃった人がいます。日本語による簡単なキャンペーンの紹介とあわせ、こちらのブログをご覧ください。
http://miyatak.hatenablog.com/entry/2016/10/07/130102
英語はどうもという方は、日本語でメッセージを書き、写真を送ってもいいのではないでしょうか。日本語ネイティブ以外の人にとっては「意味は分からないけれど、分からないだけに地球規模だなあ〜」というインパクトはむしろ強まるかもしれません。
なにせピコ太郎さんが世界的に注目される世の中であります。意味を超えたメッセージの価値はこれまでになく大きい(かどうかは分かりませんが、少なくとも大きくなることもあり得る)でしょう。この機を逃す手はありません。
UNAIDSのサイトにはポスターなどのキャンペーン資材が公開され、自由に活用できるようになっています。つまり、わがコミュニティアクションによる便乗型利用も実は十分に世界的キャンペーンの王道を行くものであると言っても過言ではないでしょう(ちょっと過言か・・・ま、自信を持っていこう)。
API-Net(エイズ予防情報ネット)のサイトには、Hands up for #HIVprevention(HIV予防に手を上げよう)パンフレットの日本語仮訳版もPDFでダウンロードできるようになっています。コミュニティアクション関係者による労作です。この際、世界とつながっちゃおうと思われる方は、ぜひご利用ください。
http://api-net.jfap.or.jp/status/world.html#HIVPREVENTION