大阪エイズウィークス2016発進

《大阪エイズウィークスとは》
 12月1日の世界エイズデー前後の期間に、エイズに関した様々な領域で活動するNPO・団体・個人が、自治体・企業・メディア等と連携しながら、それぞれの得意分野でそれぞれの対象者に焦点を当てたきめの細かい企画を実施します。
 気軽に参加できるものから深く学べるものまで様々なイベントや企画を準備中です。

《背景》
 エイズの登場から30年以上が経ち、この間にエイズ発症を抑える薬の開発は飛躍的に進みました。
 今では、早期に治療を始めてきちんと服薬を続ければ、日常生活を支障なく送れるようになりました。しかし、エイズを発症して深刻な病状に至ってしまうケースもまだまだ多くあります。
 エイズの話題がメディアで報道されることも次第に少なくなり、社会的な関心の低下の一方で、日本では、今も毎年1500人前後、新たにHIV(エイズの原因となるウィルス)に感染したことが分かった人が報告されています。その約3割はエイズが発症してから感染がわかった人たちです。
 大阪でも、2015年には、221人の報告がありました。そのうちエイズが発症してから感染が分かった人が53人でした。
 大阪エイズウィークスが、皆さんひとりひとりにとって、あらためてエイズについて知り・考え・行動するきっかけとなることを願っています。

《運営体制》
 大阪エイズウィークス2016は、公益財団法人 エイズ予防財団の呼びかけに賛同した団体・グループ・個人・企業が、自治体・企業・メディア等と連携しながら、気軽に参加できるものから深く学べるものまで、様々なイベントや企画をそれぞれ主催、実施します。
 エイズ予防財団 大阪事務所が事務局を担い、ウィーク参加企画のとりまとめや広報の進行管理、連絡調整などを行います。
 (大阪エイズウィークス2016公式サイトから)

 スケジュール、イベント情報は公式サイトをご覧下さい。
 http://osaka.aids-week.com/